自宅で使っていたNASのハックとファーム復元方法について。
※結果、ハック利用はやめて通常通りの使い方に戻してます。
Contents
経緯
環境
- NAS:Buffalo LinkStation LS-VL211
- ファームウェア:1.71
Buffalo製NASハックについて知る
Buffalo製のNASを使っていたところ、SSHで管理できる裏技があるそうで試してみた。
※通常はSMB等のファイルサーバアクセス・WEB管理画面へのブラウザアクセスのみ。
具体的にはこちらに記載のあるacp_commander.jarを使って外部からsshdの設定ファイルを書き換える方法。
※試す場合は自己責任でご利用ください。
http://kanalabo.hatenablog.com/entry/2017/10/30/021708
これでNASへrootアクセスできるようになった。
Linuxモデルだとdebianベースの組み込みOSで動作している様子。
WEB管理画面はlighttpdで提供していた。
rsyncでコピータスク作ったり、お手軽おうちサーバーが扱えておもちゃが増えた。
NASのWEB管理画面に入れなくなる
rootアクセスできるようになって色々いじっていたら、設定ファイルの不整合が起きて?WEB管理画面にアクセスできなくなる。。
lighttpdの設定ファイルとか眺めてトラブルシューティングしてみたけれど、どう見ても設定ファイルが足りない。
debianもあまり触り慣れないのでよくわからず。困った。
解決方法
1.ファームを最新にアップデートする
ファームが最新じゃなかったのが幸いし、最新ファームを使ってアップデートした。
アップデータがいい感じに動作してくれて、ベタな対応ではあるけれどこれで改善した。
https://www.buffalo.jp/support/download/detail/?dl_contents_id=60849
しかし、ファームが最新だったときは設定ファイル欠損した場合にどうなるのか?
海外サイトに答えが。
2.最新ファームから設定ファイルを取り出す。
※裏技・かつ公式で推奨されてはいないと思うので自己責任で利用してください。
こちらのサイトで色々と説明されていた。
https://www.reddit.com/r/sysadmin/comments/74xoju/how_to_fix_a_buffalo_terastation_tsxel_in_tftp/
要約すると、【公式ファームウェアを7zipとかで解凍したら設定ファイル一式詰まってる】らしい。
途中、解凍するときにPW求められるけれど以下サイト(archive版)に載っていた。
試しに解凍してみると成功。
そしてトラブルシューティング中に確認していた設定ファイルで参照していたファイルがちゃんとあった!
これで次回試すときは安心。。(もうしないけど)
結論
NASハックはこりごりです。 ※おもちゃにするならラズパイくらいで十分。。