今更ながら公式リソースで良いサイト見つけたのでメモ。
Contents
AWS Answers
様々な業種・技術分野向けアーキテクチャのベストプラクティスを閲覧できるAWS公式リソース。
また、構築用のテンプレートまで入手できたり、自分のAWSアカウント環境に直接デプロイできたりする。
アーキテクチャ図やガイドを見るだけでも密度が濃く、好きな人は結構楽しめる(かもしれない)サイト。
※英文リソースもあるため、苦手な方はchrome等のGoogle翻訳必須。
大きく2つの分野に分けられる。
以下、説明文。
AWS ソリューション
AWS公式の優れたソリューション・アーキテクチャ事例集。
前述の通り、様々な業界・業種向けソリューションをフィルタして検索、ソリューションのポイント等の解説も掲載されている。
AWS クイックスタート
AWSで実現可能なクラウドアーキテクチャで、割とあるあるな構成についてのリファレンスを含む。公式ドキュメントが用意されているものはそちらに誘導してくれたり。
また、テンプレートは簡単にカスタマイズしやすいよう汎用的にされており、容易にカスタマイズして自分の環境にデプロイできる。
実際に眺めてみた
まず、どちらに進んでも同じデータベースを閲覧できる。 ※分ける意味。。
- キーワード検索しても同じ項目がヒットする。
- ユースケース別検索はどちらでもできて、フィルタした後の表示結果が同じ。
ただ、ソリューションのページでは「産業」「技術ソース」でフィルタできるため、どちらかといえばソリューションの方が細かく扱える。
また、ソリューションに該当する記事は意識高めの大規模環境向けアーキテクチャも多く、クラウド初心者が参考にするというよりは実務経験者が引き出しを増やすために閲覧するためのリソースかなという印象。
自分は初心者と実務経験者の間みたいな人間なので、「理解はできるが使い所はどうなんだろかー」という感想。
ただ、「なるほど!」と思えるようなものもいくつかあった。
なるほど!となったやつ
AWS での Linux 踏み台ホスト
よくある踏み台ホストというやつ。
踏み台ホスト自体はクラウド関わらずよく使われるもので、自分も仕事で構築していた。
ソリューションアーキテクトの勉強してて"Bastionホスト"ってよく出てくるけど何のことかしら?と思っていたら、なんだ踏み台の事か。
と、このAnswersコンテンツを見て理解。 ※都度ググってたらわかってたと思うんだけれども。
肝としては、AutoScalingとEIP割当で高可用性を実現/パブリックサブネットに踏み台ホスト、プライベートサブネットにワークロード用ホストを配置、というお手本のような高可用性・NW分離構成を組める所。
おまけにCloudWatch Logsもくっついて、踏み台ホストのシェルログイン履歴まで記録する。
意識高すぎィ。。
クラウドだとこんな優れた構成をテンプレート一発で組める、素晴らしい。
まとめ
ベストプラクティスの掘り方の一つとして、良いサイトだと思った。
試験対策で眺めるもよし、実務で行き詰まったりアイデア拾うにもよし。
今後も暇があったら眺めてみようと思う。